孫のイス

材: ブナ
サイズ: 420(W) x 280(D) x 460(H)
塗装: 透明油性ウレタンニス
完了: 2018/3/27

孫の2歳の誕生祝です。H.J.ウェグナー氏のデザインを拝借しました。4枚の板状の部品を組み立てています。背板で全体を固定しています。座面はホゾで脚に差し込まれていて、座面に大きな荷重が掛かっても(例えば子供が座面でジャンプしても)座面が割れることは無いように補強しています。

孫のテーブル

材: ブナ
サイズ: 720(W) x 420(D) x 450(H)
塗装: 透明油性ウレタンニス
完了: 2018/3/27

孫の2歳の誕生祝です。H.J.ウェグナー氏のデザインを拝借しました。4枚の板状の部品を組み立てて、角栓で固定しています。脚の最上部は木目が縦に通っていて割れ易いと感じたので丸い木栓を打ち込み補強しています。

脇机

材料

栓(セン 別名ニセケヤキ)

説明

足は太い無垢の木のように見えますが、実は2枚のセンをL字形に貼り合わせ、軽量化しています。

単純にL字に組み合わせているのではなく、正面または、サイドから足を見ると、見えるはずの木端は見えません。これは組み合わせるときに、隠れるように加工してあるので、外見的には一本の無垢材のように見えます。

天板は5枚のハギ合わせになっておりシマ模様に見えます。その木口は「トメホゾ本核端嵌め」(本核留め端嵌めに地獄ホゾを組み合わせたもの)を採用していますので、経時による反りや変形を規制します。

オールセンの非常に美しい脇机です。

作者

井上和彦

曲木

曲木のサンプル

きれいに曲がった曲木のサンプルです。Rは約20mm。この手の無垢材を使った曲木では、ほぼ限界のRを実現していると思われます。曲木のプロセスは、非常に多くのパラメータをひとつひとつつぶしていく作業です。パラメータというのは、板厚、材質、形状、構造、スチームボックスの形状、温める時間、フレームと呼ばれる型の構造や、作業の手順など、どれひとつ取っても画一的なことはありません。

個人的に曲木に関しては、他の木工作業とは異なり、実践は一番最後で、まず理論から勉強すべきだと思っています。理論をすべて押さえてから、様々なパラメータを決めるための試行錯誤を繰り返すのが、もっとも理にかなっていると考えています。

作者

井上和彦