木彫教室[第65回]-シンプルなツールカット-

シンプルなツールカット

 ここで行う解説は、カービングの最もシンプルなカットの形に関するものです。

 モデリングやその他のテクニックは一切ありません。ここで得られているカットの形は、ガウジかチゼルによって、ほとんど1回のカットによって得られます。

 結果として、切削面は非常にきれいな切削面になります。
 これは非常に効果的な表現になります。

 特に、繰り返し模様、あるいは多彩なパターン模様の場合、カットは非常に効果的形状となります。

 これらの手法はオークの時代の家具製作に広く使われました。

 これから説明する手法は、カットの形が木の内部で切削面が合わさるという、最もシンプルな方法で得られるという意味で、チップカービングの手法に非常に近いものです。

 そのためチップは非常にクリーンで簡単に切削することができます。

 ここでの作業のポイントは、この種のカービングの重要な特徴を表しています。

 すなわち、木くずを手で千切り落とす必要がないということです。

 逆に、千切り落とす必要がある場合は、作業が適当に行われていないことを示していると考えてください。

 最初の切り込みは木目に垂直にな方向で行います。

 2回目の切り込みはその切り込みの先端に接合するように行います。
このように木の内部でチップ状に木の切削を進めます。

 ある場合は、3つの違った方向からの切削が必要な場合があります。

このように練習すると良いでしょう。

 図で示すパネルは、大部分ガウジかチゼルを用いた単純でシンプルなカットで構成されています。

 くぼみ加工や、丸みづけ加工のグランドワークが必要になるものも中にはあります。

 しかし、その形状自体は、主に切削加工によって作られます。

 普通の形状の場合、一般的には木目に巣直に切り込みを入れます。そして木目と水平方向のスローピングカットを行い木屑を取り除きます。

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