木彫教室[第52回]-カーバーズスタンド(Carver’s stand)-

カーバーズスタンド(Carver’s stand)

 大きな立体彫刻の場合、ワーク(Work)の周りを歩いたり、さまざまな方向から加工をチェックできるようになっていることが必要です。

 このことは、作業台に完全に固定してしまうというのは、あまり価値がない、ということを意味しています。

 それより、良いソリューションは、中央にボルトで固定することができるように穴が開いた頑丈なトップを持った、”カーバーズスタンド”というものを使用することです。

 カーバーズスタンドはカーバーズベンチとも呼ばれ、両者に違いはないように見えます。

 この手のスタンドは、マレットによる打撃に十分耐えることができるように、重く頑丈に作られています。このようなスタンドを使えば、作業者はワークの周りを自由に歩きまわり、様々な角度からチェックすることができます。

Veritas Carver’s Bench

 ベリタス・カーバーのベンチは、カーバーのベンチに必要な汎用性、安定性、膨大な質量の要素を兼ね備えています。

 このベンチは彫刻の大小にかかわらず作業には適しています。作業台は360°回転させることが可能です。また、水平から垂直または任意の角度に傾けて、最も快適な彫刻位置で固定することも可能です。ロックの方法もロック解放レバーを操作すればよい簡単な構造です。

 ホールダウンとドッグも含まれています。

 レリーフ彫刻家はスツールの上に座ったまま彫刻する事が可能です。自分が望む任意の傾きの角度でワークを固定することが可能ですので、木目の制約からくるにワークの向きを変えなくてはならない場合においても、ワークを回転させながら思い通りの位置で固定することが可能です。

 耐重量は150lb(68kg)です

 ワークを固定するには、様々な方法があります。

 カーバーズスクリューを使うことができないほどの大きさで重くない場合で、ボルトで止めるには大きすぎる場合は、ステ木をワークの底に取り付け、そのステ木をボルトで作業台に固定します。

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