木彫教室[第50回]-ウッドワーカーズベンチスクリュー-

ウッドワーカーズベンチスクリュー

 前回の最後に、ご紹介しましたウッドカーバーズ・スクリューの最も良い点は、作業する際にクランプアームによる邪魔な突起物が何もないということです。

 しかし、それは同時に彫刻のワークとワークを、テンポラリに接着した土台となるステ(捨て)木に、比較的大きなビスの穴をあけるということを意味します。

 次の図はステ木の土台が無い場合に、ワークの見えないところにビス穴をあけ、作業台とウッドワーカーズベンチスクリューで直接取り付ける場合の例です。

 このように直接作業台にクランプする場合、固定している作業台から離れた比較的上方の箇所は、彫刻するのに問題はありません。

 しかし、作業台にクランプされている箇所の近傍を彫刻する場合、作業台が邪魔になり彫刻作業しにくいことがわかります。

 それゆえ、よりよいクランプ方法としては、彫刻ワークの下にスペーサとなるステ木をはさみ、作業台に取り付ける方法です。
(下図)

 この方法を採用すると、彫刻ワークはスクリューを緩めるだけで、自由な方向に向きを変えることが可能となりますので、より作業の効率が上がります。

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