木彫教室[第48回]-カービング時のクランプ1-

カービング時のクランプ1

 カービング時、ツールを両手で取り回しできるように、木を作業台にしっかり固定することは非常に重要です。

 クランピングの方法は、ワークの形に大きく依存します。

Gクランプ

 平らなパネルを彫刻する際は、ワークがクランプするのに十分な余白があり、その場所をクランプすることにより、手の動きが阻害されない限り、普通のGクランプで作業台に固定することができます。

 このような方法で、長いレール(Rail、日本語ではカマチづくりの”ヌキ”に相当するところ)や大きなパネルはクランプされます。

ボタン

 しかし、小さなパネルをカービングする場合、クランプの突出部は邪魔になります。この場合の簡単な代替方法はボタンをつけることです。
(下図)

 ボタンはビスで作業台に固定され、突出が最小限な小さなノッチが材を固定します。

 ノッチで固定するよりさらに簡単な方法は、材と同じ厚さの切れ端をパネルの外側に置き、ビスで作業台に固定する方法です。
(下図)

薄い木を使う方法

 薄い木を固定するには、次の方法も取られます。
(下図)

 十分な厚さはありませんが、それでもこの方法は十分な強さがあります。
 片側は木の端にフィットするように若干のテーパーをつけます。
 固定の突出部は無視できる大きさです。
 さらに、片側に何の突出部も持たない固定方法が次ぎの図です。

 テーパーが着いた小さな木片が、作業台に固定され、もう一方はテーパーの着いた木片の下側に潜り込むように固定されます。
 薄い木の板は木をしっかりホールドするために、作業台に12mmくらいはタップされなくてはなりません。

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