木彫教室[第45回]-ツールのハンドリング4-

ハンドリング4

 うねった木目を持った、切削がより難しい木も存在します。

 このような木の場合、ツールは彫刻材の違った箇所で、まったく違った方向で進めなくてはならないようになります。

 さらに厄介なのは、複雑な木目が層構造になった彫刻材です。
(下図)

 このような木は、特に彫刻するのが難しい木です。
 このような材の場合、幅が広いツールでカットをしようとすると、一回のカットで簡単に順目と逆目が混在する箇所に遭遇することになります。

 このような箇所のカットは、難しいカットになります。
 このような材はカービングに向いていません。

 しかしそれでも、このような材を使わなくてはならない場合もあります。

 そのような場合は、鋭くよく切れるツールを用意することと、極めて薄く剥ぎ取るように、切削の厚さを調整して加工することが答えとなることでしょう。

 さらに、このような材の切削方向の切り替わりに対し、適切に対応するために相当量の忍耐力を持ち合わせることが、良い結果をもたらすことにつながります。

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