木彫教室[第29回]-レタリング(セリフ2)-

セリフ2

 セリフのうち、狭い水平メンバーが広い垂直のパートと交わるところは、ちょっとした考慮が必要です。

 なぜならば、広いところは狭いところよりも”深い”切り込みが必要だからです。

 加工の形態は次に示します。

 この例は、狭いパートが広いパートのひとつのスロープに吸収されていく場合の加工の例です。

 この例は、小さな文字ではあまり見られないような、ディテールが手の込んでいる加工になります。
 しかし、大きな文字を加工する場合はこの形のようにしなければなりません。

 数本のラインが交わるようなポイントについては、これはいつも言えることですが、1つのラインの加工を完全に終えてから次のラインの加工にとりかかるべきです。

 クラフトマンは自分自身にこういうかも知れません。

 ”これらの作業がすべて終わってから、あとで戻って、これら不完全なパートを直すからいいや”と。

 しかし、結果は、”例外なく”忘れたり、見落としたりして、放置されてしまいます。

 したがって、すべてのラインが、その順番で完成となるように作業することが、もっとも良い方法なのです。

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