木彫教室[第27回]-レタリング(曲線の文字加工)-

曲線の文字加工

 まがったセクションを持つ文字加工時に、あなたが直面するであろう最初の厄介事は、中央線のスタビング(スタブすること)、あるいはカットに必要な、もっとも適したガウジを選択することでしょう。

 2つのガウジ、もしくは3つ以上のガウジが1つのカーブを加工するのに必要な場合があります。

 複数のガウジを使う場合は、つなぎ目がなめらかなラインになっているように神経を使わなくてはなりません。

 カッティングプロセス(切削加工)の際、ついついやってしまう即興的な対応は、さまざまな種類の失敗につながります。

 よって、できる限り下絵に忠実に作業を進めるよう努力することが重要です。

 選択したガウジで曲線を作るのに困難を感じたら、セリフの加工に用いられる、湾曲の浅い、フラットに近いガウジを試してみるといいでしょう。

スライスする動きで、曲面全体をフォローします。
(下図)

 ガウジの湾曲面に沿って、ツールをスライスさせる動きを使い、切削加工を行います。
 このスライスする動きは、ガウジのときのみ行うことができることに注意してください。
 V-ツール(パーティングツール)などでは使用しないでください。(というか、使用できません)

 このようなスライスさせるツールの動きは、きれいな切削面や作るのにとても役立ちます。

 逆目に対して、どうしてもツールを進めなくてはならない場合などにも、この動きは非常に有効に機能します。

 スライスする時の方向は、2つのスロープ面のカーブの木目に最も合う方向で動かします。つまり、できる限り順目の方向にスライスさせます。

 カーブの外側は、もっと簡単にカットできるでしょう。

 木目が走っている方向の切削は、特別に注意して加工してください。

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