木彫教室[第21回]-レタリング(文字配置のヒント2)-

文字配列のヒント

 これまで述べてきたことを踏まえると、すべてのレタリングは相対的であるという結論に達します。

 私が過去に行ったレタリングのレイアウトと計画をよく思い返してみると、それらの仕事は個別の仕事であり、個々の文面や形は簡単に他の仕事に適用できないことがわかります。

 良い形は、良い形のサンプル例から導かれるかも知れません。

 きれいで、形が良く描かれたアルファベットは、本やポートフォリオから今日では簡単に手に入ります。

 さらに、彫刻したサンプルの例の写真も簡単に手に入ります。

 難しく考えないことです。

 しかし、個々の文字を分解して検討すること、特に、定規やコンパスや分度器を使って正確に書くという視点を忘れてはいけません。

 これらを使い、ひとつの文字を作るのです。

 今日、芸術的なクラフトマンが、それをしなければならないとき、彼はうんざりしてしまうかもしれません。

 しかし、それでは彼は私たちが手本と思うような、誇りに満ちたベースサンプルを作ることはできません。

 もちろん、あなたはアルファベットを何度も何度も描く練習をしなくてはなりません。

 形が完全になったら、文と文章を、それらの持つリズムと、特に本能的な感覚からくる「表現力」で作ることができます。

 スペーシングと文章の構成はそれぞれ独立に、良いレタリングの必要条件であることをよく思い起こしてください。

 初心者にとっての良い練習は、25mm(1inch)くらいのローマ字の良いお手本を得ることです。

 エンピツと紙を使い、これを手で注意深くトレースします。

 そして、完成したら捨ててください。

 自分が、リファレンスなしで、同じ文字を製作することができると自信を持てるまで、これを毎日繰り返します。

 この毎日の毎日の練習で、あなたは少なくとも、良いレタリングの基礎を得ることになるでしょう。

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