木彫教室[第20回]-レタリング(文字配置のヒント1)-

レタリング作業時、文字の切り貼りについて、私の経験から有効であると思われことを示します。
大文字のローマ字は、それらがすべて同じ大きさで書かれていたとしても、小文字より、レタリング彫刻に向いています。

銘刻が、たとえば、2インチ(5.08cm)以上の大きな場合、文字とラインの間隔が大きいので、およそ1インチ(2.54cm)の文字で書かれたものより、可読性(読みやすいこと)は確実にあがります。

レイアウトの全面において、空っぽの空白のラインに見えるようなスペースを作らないようにします。

これらは時には、彫刻すべき文字を数えるのに、便利です。

また、あなたが、とてもよいプロポーションをもってのいるパネルであると感じるように、文字の構成を大まかに分けるという作業にも役立ちます。

それぞれのスペースに、文字をひとつづつ移動させて、プロポーションを調整するのです。

これらは、いつも厳密に機能するというわけではありません。

しかし、確かにガイドにはなります。

多くの場合で当てはまることですが、文字のサイズが13mm(1/2インチ)を下回った場合、あまり良い結果を得ることはできません。

また、同じパネルに違ったスタイルのレタリングを混在させるべきではありません。

同じスタイルの「大きな文字」は、部分的に言葉を強調する目的で用いることができます。

レタリングのパネルや、そのまわりのモールディングは「最後の」のレイアウトと心得るべきです。

文字が小さくなると、たとえば19mmから33mmくらいの場合、それらはグルーピングや、大きな塊に配置するほうが文字の性質上、読みやすい配置といえます。

150mm(6インチ)までの大きな文字の場合、判読性を考慮する限りにおいては、他の文字から独立した配置の方が、アピール性があります。

この理由から、下絵と下絵のカッティングには、非常に高い正確性が、要求されるのです。

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