木彫教室[第14回]-ベンチ(作業台)-

ベンチ(作業台)

carver’s stand

 彫刻用には丈夫なベンチ(作業台)が必要です。作業台の表面は、厚い硬い木でできていなければなりません。そして、作業対象が跳ねないように、マレットの衝撃にも耐えうるものでなくてはなりません。

 もし、広いトップを下側の構造と共に用意できるなら、トップはGクランプを端に取り付けることができるようにオーバーハングし、厚さ37mmは確保するべきです。

carver’s stand

 非常に多くの”良い”仕事は、より薄いトップで行われたことがわかっていますが、37mmの厚さは精密な仕事をする場合、最低限必要な厚さであると考えてください。ベンチの高さは、多くの場合作業する人の身長で決まります。目安としては、0.84m(84cm)位が平均的な高さになります。奥行きと幅は空間をどれだけ使えるかによります。ベンチのトップには穴を開け、Woodcarver’s ベンチスクリューとholdfastを取り付けられるようにすべきです。(すでに説明したとおりです)

 約76cmクラスのcarver’s standについて。
 この高さはあるクラスの仕事、例えば、フィギアや胸像を丸く加工する工程でとても便利です。

 マレットの衝撃によって、横に傾いたりすることが無いよう、重く作られていること、トップは、Woodcarver’sスクリューかcarver’s万力をボルトで止められるよう、穴があいていることはすでに説明したとおりです。

 さて、次回から核心的議論の1つである、シャープニング(ツールの研ぎ)に突入いたします。洋物ツールの扱い方の解説ですが、このノウハウはあまり知られていない技術です。この話題だけでも、この記事を読む価値は十分あると思います。お楽しみに。

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